どうしたレアル…… 屈辱のCL逆転敗退とともに数々の不名誉な記録が

大量失点に肩を落とすレアルの選手たち photo/Getty Images

9季ぶりのベスト16敗退

レアル・マドリードは5日、チャンピオンズリーグ・ラウンド16の2ndレグで、アヤックスをホームのサンティアゴ・ベルナベウへ迎え入れた。アウェイで行われた1stレグで2-1の勝利を収め、優位な状況でこの一戦を迎えたが、出場停止となった主将セルヒオ・ラモスの影響もあってか、開始からわずか18分間で2失点。さらに後半にもアヤックスに2つのゴールを許し、1-4で敗戦を喫した。

この結果、レアルはアヤックスに2戦合計スコアを3-5とひっくり返され、まさかの逆転敗退。準々決勝へ進めず、ベスト16で姿を消すこととなったのは、リヨンに敗れた2009-10シーズン以来9シーズンぶりだ。ただ、レアルはこの一戦でさらに不名誉な記録を作ってしまっている。

データサイト『opta』によると、CLやELにおいて、アウェイで行われた1stレグに勝利しながらも、ホームで行われた2ndレグに敗れ、逆転で敗退することとなったのはクラブ史上初とのこと(なお、UEFAカップ時代にはあり:1994-95)。さらに、ベルナベウで行われたCLの試合で、キックオフから18分間で2失点したことや1シーズンに2度(CSKAモスクワとアヤックス)の3点差完敗を喫したことも、これまでなかったという。
大会3連覇中だった王者・レアル・マドリードの時代に、ついに終止符が打たれた。はたして、今季はどのクラブがビッグイヤーを掲げるのだろうか。

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