[今週の注目試合]エル・クラシコが2回も観れる! 神戸の“VIP”&トーレスの競演も  

敵地での国王杯・準決勝1stレグを1-1で終えたレアルの面々だが、このアドバンテージを活かせるか? photo/Getty Images

○レアル・マドリード×バルセロナ

①スペイン国王杯・準決勝(2ndレグ)


2月27日(水)29:00 キックオフ


放送:DAZN





②リーガ・エスパニョーラ第26節


3月2日(土)28:45 キックオフ


放送:DAZN、WOWOW



レアル・マドリードは2月27日と3月2日に、宿敵バルセロナを本拠地サンティアゴ・ベルナベウに迎え入れる。今月6日の国王杯準決勝・1stレグで貴重なアウェイゴールを奪い、1-1のタイスコアで27日の2ndレグを迎えるレアルだが、セルヒオ・ラモスとラファエル・ヴァランの両センターバックを中心にいかほどバルセロナの猛攻を凌げるかに注目が集まる。

両者は今週末のリーガ・エスパニョーラ第26節でも対戦(会場は同じ)。3位レアル・マドリードとの勝ち点差9、2位アトレティコ・マドリードとの勝ち点差7と首位を独走中のバルセロナだが、週末の試合で宿敵を完膚無きまでに打ちのめし、国内リーグ優勝へ前進したいところ。ミッドウィークの“エル・クラシコ第1戦”を受け、両者がどのように戦い方を調整するかが見どころの一つと言えるだろう。

カラバオ杯決勝でマンCに敗れたチェルシー。来季のCL出場権確保にむけ、トッテナム戦は落とせない photo/Getty Images

○チェルシー×トッテナム

プレミアリーグ第28節


2月27日(水)29:00 キックオフ


放送:DAZN、J SPORTS



直近の公式戦5試合で3敗と状態が芳しくないチェルシー。24日に行われたカラバオ杯決勝(マンチェスター・シティ戦)ではGKケパ・アリサバラガがマウリツィオ・サッリ監督からの交代命令を拒んでプレイを続行するなど、指揮官と選手の関係の悪さが窺える出来事が起きてしまった。ミッドウィークのリーグ戦で対戦するのは、今季のプレミアリーグで3位につけるトッテナム。来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内にあたる国内リーグ4位以内確保にむけ、これ以上の負けは許されない6位チェルシーだが、主砲ハリー・ケインが戦列に復帰したトッテナムの攻撃をいかに封じるかに注目が集まる。

開幕戦で決定機を逃し続けた川崎の面々だが、第2節で今季リーグ戦初ゴールが生まれるか? photo/Getty Images

○川崎フロンターレ×鹿島アントラーズ

明治安田生命J1リーグ第2節


3月1日(金)19:00 キックオフ


放送:DAZN



2月23日のJ1リーグ開幕戦ではFC東京の堅守に手を焼き、スコアレスドローに終わった川崎フロンターレ。第2節の相手は昨年のAFCチャンピオンズリーグを制し、同じく23日の開幕戦で勝利を逃した鹿島アントラーズだ。大分トリニータとの開幕戦では最終ラインや中盤でのミスが相次ぎ、相手のカウンターを浴びる場面が多く見受けられた鹿島だが、中村憲剛を起点とする川崎のハイプレスをいかにかわし、敵陣へとボールを運べるかが焦点となるだろう。日本屈指の強豪クラブが繰り広げる激しい攻防は必見だ。

開幕戦では不完全燃焼に終わったイニエスタだが、他のアタッカーとの連係を深められるだろうか photo/Getty Images

○ヴィッセル神戸×サガン鳥栖

明治安田生命J1リーグ第2節


3月2日(土)15:00 キックオフ


放送:DAZN、NHK BS1



ビジャ、イニエスタ、ポドルスキによる豪華3トップ(通称:VIP)を揃えながら、セレッソ大阪とのJ1リーグ開幕戦を落としたヴィッセル神戸。ビジャとポドルスキが両サイドに張り、イニエスタが中盤まで下りてチャンスメイクを担ったものの、他の選手との連係が噛み合わない場面が多く見受けられた。開幕戦でまさかの無得点に終わった神戸の攻撃が、どれほど修正されているかに注目したいところだ。

一方のサガン鳥栖は開幕戦で名古屋グランパスのパスサッカーに翻弄され、まさかの4失点。神戸戦までにどれほど守備を修正できるかも然ることながら、この試合では開幕戦で決定機を逃したFWフェルナンド・トーレスの出来もカギを握るだろう。

プレミアリーグで4位へ浮上したアーセナル。3位トッテナムとの勝ち点差を縮められるか photo/Getty Images

○トッテナム×アーセナル

プレミアリーグ第29節


3月2日(土)21:30 キックオフ


放送:DAZN、J SPORTS



24日のプレミアリーグ第27節でサウサンプトンに勝利し、同リーグ4位へ浮上したアーセナル。今週末のリーグ戦で、同じロンドン北部に本拠地を置く3位トッテナムと顔を合わせる。昨年12月のノースロンドン・ダービーでは後半からアレクサンドル・ラカゼットとピエール・エメリク・オバメヤンを2トップに並べ、ふたりに相手最終ラインの背後を狙わせるプランが奏功したアーセナルだが、戦術の引き出しが豊富なウナイ・エメリ監督はこの大一番でどのような布陣を採用するのだろうか。来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内のプレミアリーグトップ4入りを目指すアーセナルにとって、このダービーは正念場と言えるだろう。

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