マルセロにはさらなる逆風? 持ってる22歳DF、リーグ戦で先発すれば全勝

レアルのレギロン photo/Getty Images

9戦9勝の破壊力

決して楽な戦いではなかったが、レアル・マドリードは24日に行われたリーガ・エスパニョーラ第25節でレバンテ相手に2-1の勝利を収めた。レバンテのシュートが何度もポストに当たるなど負けても不思議はない展開だったが、レアルは幸運にもPK2本を獲得して勝利を掴んだ。このラッキーさえもDFセルヒオ・レギロン効果なのかもしれない。

レギロンは左サイドバックを務める若手選手で、ここ最近はマルセロに代わって重要なゲームでスタメンを任される機会が増えている。守備の安定感ではレギロンがマルセロを上回っており、指揮官サンティアゴ・ソラーリもそれを評価しているのだ。しかも興味深いことにレギロンを先発させると結果が出ている。

スペイン『MARCA』は「レギロン効果」と取り上げているが、レギロンが先発したリーグ戦は9試合全てで勝利している。その中にはセビージャやアトレティコ・マドリードといった厄介なチームも入っている。チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグのアヤックス戦もレギロン先発で勝利を掴んでおり、これも世界最高の左サイドバックと言われてきたマルセロにとっては逆風といったところだろう。
レアルはここからスペイン国王杯準決勝2ndレグ、そしてリーグ戦で立て続けにバルセロナと激突し、それが終わればアヤックスとの2ndレグが控えるハードスケジュールだ。このハードスケジュールでもレギロン効果は出るのか。重要なゲームにおける左サイドバックの序列ははっきりしてきたと言えよう。

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