[移籍]“和製アンリ”が新たな挑戦を決断 アジア王者・鹿島へ加入

5年過ごした横浜FMに別れを告げた伊藤 photo/Getty Images

さらに成長するために……

鹿島アントラーズは27日、横浜F・マリノスからFW伊藤翔が完全移籍で加入することが決まったと発表した。

現在30歳の伊藤は中京大学附属中京高校出身で、「和製アンリ」として注目を集めると、2007年1月に国内クラブを経由せず、フランスのグルノーブルへ加入することが発表された。しかし、海外挑戦では思うような出場機会を得られず、2010年6月に帰国し、清水エスパルスと契約を結んだ。そして、2014年1月に横浜FMへ移籍。加入初年度から主力として活躍し、5年目となる今季も明治安田生命J1リーグで26試合に出場して8ゴールを挙げる活躍を見せていた。

そんな伊藤は横浜FMの公式サイトを通じて「マリノスに関わる全てのみなさん、ありがとうございました。お世話になりました。今年は厳しいシーズンになってしまい申し訳ありませんでした。また、タイトルまであと一歩というところで掴み取る事ができなかったのも悔いしか残っていません。ネガティブな感覚になった事もありましたが、その度にサポーター、選手、強化部、スタッフに助けられ、 マリノスで充実した時間を過ごすことができました。マリノスは大好きなクラブでしたが、サッカー選手として、人間として、さらに成長するためにこの決断に至りました。このリリースだけではなかなか全部を伝えられませんが、この決断を尊重してくれた強化部、選手、スタッフには感謝しています。頑張ってきます」とコメント。
鹿島の公式サイトを通じて「アジアチャンピオンクラブに加入でき、非常に光栄に思っています。タイトル獲得の力になれるよう身を粉にして頑張りたいと思います。よろしくお願いします」と意気込みを語っている。

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