エメリの”微修正”にヴェンゲルは大満足! 「多くの人は私が去る時……」

昨季でアーセナルを離れたヴェンゲル photo/Getty Images

長期政権からスムーズに新体制へ

2016-17シーズン、2017-18シーズンと立て続けにトップ4入りを逃したアーセナルは、アーセン・ヴェンゲル体制に別れを告げてウナイ・エメリの下で新たなスタートを切った。長期政権が終わった直後は切り替えが難しく、マンチェスター・ユナイテッドも大苦戦している。当初はアーセナルも同じ道を辿るのではないかとの不安があった。

しかし、エメリ体制のスタートは決して悪くない。ヴェンゲルと同じく攻撃的で、展開もスピーディーだ。大金を投じた大型補強でチームを大幅に変更したわけでもない。英『beIN Sport』によると、この戦いぶりにヴェンゲルも満足感を示している。チームにそれほど大きく手を加えることなく結果が出ていることから、自分の築いたチームが間違いではなかったと手応えを感じているようだ。

「多くの人は私がクラブを去る時、全てを再構築する必要があるだろうと考えていた。私は1度もそう思ったことがない。それが証明されてハッピーだよ。エメリは素晴らしい仕事をしていると思う。新しい選手を加え、守備を安定させた。全てが上手くいっていると思うね」
守備の部分はヴェンゲル体制で何度も批判された部分で、そこが徐々に修正されてきているのは大きい。まだ今季トップ4に入れると決まったわけではないが、長期政権から新体制に切り替えたばかりということを考えれば大きな混乱もなくスムーズに物事が進んでいるように感じられる。来季にはもっと良い結果を期待できるはずだ。

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