神戸、“世界一三銃士”でJリーグを席巻へ イニエスタらがビジャの加入を歓迎

バルサ時代のイニエスタ(左)とビジャ(右)photo/Getty Images

「再び君と一緒にプレイできるなんて幸せだ」

ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタと元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが、世界屈指のストライカーの加入を歓迎している。

かつてバレンシアやバルセロナ、アトレティコ・マドリードなどで活躍し、バルセロナ時代にには欧州制覇を経験している元スペイン代表FWダビド・ビジャ。スペイン代表でも2010年の南アフリカW杯で得点王に輝き、同代表の初優勝に貢献した。

そんなビジャは、2014年6月から戦いの舞台を海外へ移し、MLSに2015年から参入予定のニューヨーク・シティへ加入(2015シーズン開幕まではAリーグのメルボルン・シティでプレイ)。新天地アメリカでもゴールを量産しており、36歳の今季は怪我に苦しむ場面もあったが23試合で14ゴール5アシストを記録した。しかし、2018年限りでニューヨーク・シティとの契約が満了を迎え退団が決定。ポドルスキやイニエスタなど近年積極補強を試みる神戸が、フリーとなるビジャの獲得に成功した。
この移籍について、バルセロナ時代の同僚で、スペイン代表でも長きにわたりともにしてきたイニエスタが反応。自身の公式Twitterでビジャとの2ショット写真を公開するとともに「ヴィッセル神戸へようこそ、グアッヘ(愛称)! 再び君と一緒にプレイできるなんて幸せだ」と綴った。この投稿には、1日経たずして4万以上の「いいね」が押され、多くの海外ファンもコメントしており、黄金時代を知るスペイン代表コンビの再結成を喜んでいる。また、ポドルスキもTwitterへ「我々のチームへようこそ、ビジャ! このクラブにとて完璧な契約だ。2019年に会いましょう」と投稿している。神戸は来季、W杯優勝を経験している“世界一三銃士”でJリーグを席巻することができるのか。

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