リーガのどこが香川を欲しがる? セビージャら『第2集団』なら可能性あり

ドルトムントの香川 photo/Getty Images

優先すべきは出場機会

ドルトムントで出番のない日本代表MF香川真司は、リーガ・エスパニョーラへの移籍を検討していると言われている。再び日本代表の中心選手になるためにも、まずはクラブで安定したパフォーマンスを見せる必要がある。気になるのは、リーガのどのクラブに向かうのかということだ。

英『Squawka』は、「どこが香川を欲しがるか?」と特集している。もちろんリーガ最大のチームといえばバルセロナとレアル・マドリードだが、同メディアもさすがにこの2クラブが香川獲得に動く可能性はほとんどないと見ている。これは仕方がないだろう。

しかし、リーガの第2集団ならば十分に可能性がある。アトレティコ・マドリードもそうだが、セビージャやバレンシアも面白い。
同メディアは、「リーガ首位のセビージャもフィットするだろう。近年は移籍市場で鋭い動きを見せる傾向にある。バレンシアも日本代表MFにとって魅力的な目的地になるかもしれない。どこへ行こうとも、香川は豊富な経験を提供でき、ピッチの中でも外でも有益な存在となるだろう」と伝えており、香川ならば創造性をプラスできるはずだ。

とはいえ、セビージャやアトレティコも優秀な選手が揃うクラブだ。ポジション争いはドルトムントと同様に激しいだろう。同メディアはドルトムントでの現状を考えると香川が出場機会の確保を優先する可能性があると伝えており、その場合は今季サプライズを起こすアラベスやエスパニョール、さらには乾貴士のいるレアル・ベティスも候補になる。

移籍したのに出場機会を確保できないというケースは絶対に避ける必要があり、クラブ選びは慎重にすべきだ。夢のリーガで香川が躍動する姿を日本のサッカーファンは待っているはずだが、香川はここからどのような動きを見せるか。

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