なぜルーニーとC・ロナウドには差が? 悔やまれるハードワークの違い

マンUを支えてきた2人 photo/Getty Images

ロナウドは今でもトップレベルを維持

15日、イングランド代表FWウェイン・ルーニーがアメリカ代表戦で代表キャップ数120試合を記録した。すでにルーニーは代表を去っていたが、今回は特例として召集される格好となったわけだ。

イングランドのサッカーファンにとって特別なゲームとなったはずだが、かつてチェルシーでプレイしたジェイソン・カンディーは複雑な思いを抱いている。ルーニーが欧州トップリーグから離れた一方で、マンチェスター・ユナイテッド時代の相棒クリスティアーノ・ロナウドは今もユヴェントスでチャンピオンズリーグ制覇を目指した戦いに挑んでいるからだ。

ルーニーとロナウドは同じ33歳だが、置かれている状況は全く異なる。ロナウドがリオネル・メッシと並んで世界最高の選手と呼ばれるようになる中、ルーニーはかなり早い段階から衰え始めてしまった。英『TalkSport』によると、カンディーはルーニーがもう少し体に気を遣った生活をしていればと悔やんでいる。
「私が16歳の彼を初めて見た時、これまで見た中で最高の若手イングランド人選手だと思った。だがロナウドは今でもチャンピオンズリーグ、欧州で得点を奪っている。一方でルーニーはアメリカへ向かった。残念なことに、彼は自身の体に気を配らなかったし、ロナウドが世界最高の選手になる一方でルーニーは逆行した」

10代に限定すれば、ルーニーはロナウド以上に評価された選手だったと言ってもいいだろう。その後ロナウドは驚異的なトレーニングを積んでゴールマシーンへと変貌を遂げ、天才メッシに喰らいつき続けた。ルーニーがロナウドと同様にハードなトレーニングに励んでいれば、今でもロナウドと対等な位置にいることができたかもしれない。

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