ドイツに来たのは大正解! 大ブレイクFWが仏代表入りまで果たしてしまった

ボルシアMGのプレア photo/Getty Images

チームを2位へ導く原動力

今季のブンデスリーガでは首位を走るドルトムントに注目が集まっているが、2位に入っているボルシアMGのことも忘れてはならない。バイエルンが躓いていることもあり、現在のブンデスリーガでは「ボルシア・ダービー」で首位が争われる特別な構図となっているのだ。

そのボルシアMGを引っ張っているのがフランス人FWアラサン・プレアだ。25歳のプレアは今夏フランスのニースからやってきた選手で、DFBポカールも加えれば今季は12試合に出場して11得点3アシストと大爆発中だ。リーグ戦8得点はフランクフルトFWルカ・ヨビッチに次いで得点ランク2位の数字で、プレアの爆発なしでボルシアMGの2位入りはあり得ない。

そのプレアは11月16日に予定されているUEFAネーションズリーグのオランダ代表戦、20日のウルグアイ代表との親善試合に向けたフランス代表メンバーに選出されており、これが代表初招集となる。もっともフランス代表内で負傷者が出たことによって巡ってきたチャンスなのだが、今のプレアの状況を考えれば代表招集は驚くことでもないだろう。
プレアは今回の代表招集について、「非常にうれしいよ。ドイツで良い感じなんだ。この招集は嬉しいし、正しい道を進んでいることの証明だよ。ブンデスリーガも好きなんだ。ここでは試合が非常にオープンで、どのチームも得点を求めている。楽しめているよ」とコメントしている。ボルシアMG行きが正しい判断だったのは間違いないだろう。

25歳のプレアはフランス代表のポジションを確保するまでの存在となれるのか。今季ブンデスリーガでこのまま得点王争いにまで絡んでくれば非常に面白い。

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