これが名将の証か! アーセナルでエメリの”交代策”が当たりすぎている

ウォルバーハンプトン戦で結果を出したムヒタリアン photo/Getty Images

途中出場した選手が次々と結果を出す

11日のウォルバーハンプトン戦は1-1のドローで終えてしまったものの、アーセナルはここまで5位とまずまずの滑り出しを見せている。そのチームで目立っているのが、指揮官ウナイ・エメリの交代策だ。選手交代で流れを変えることができるのは優秀な指揮官の証と言えるが、今季のエメリは交代策が何度もヒットしている。

英『Squawka』がまとめているが、まず最初は今季初勝利を飾った第3節ウェストハム戦だ。2-1とリードしていた75分にダニー・ウェルベックを投入すると、ウェルベックが後半アディショナルタイムに貴重な追加点を記録。ここからエメリの交代策が面白いように当たっていくことになる。

第4節カーディフ戦では70分に投入したMFルーカス・トレイラが決勝点となるアシストを記録、第8節フラム戦では67分から入ったアーロン・ラムジーが1得点1アシスト、同じく62分から途中出場したピエール・エメリク・オバメヤンが2得点1アシスト、さらにオバメヤンは続く第9節でも61分から途中出場して2得点を記録している。
まだ終わらない。1-1で引き分けた第11節のリヴァプール戦では途中出場のアレックス・イウォビがアシストを記録、12節のウォルバーハンプトン戦では76分から出場したヘンリク・ムヒタリアンが同点弾を決めている。これをアシストしたラムジーも75分から出場している選手だ。

今季のアーセナルは後半に入ってから得点を決めるケースが多く、エメリの交代策がヒットしているのも理由の1つだ。ウォルバーハンプトン戦も前半13分に先制点を与えているが、後半の交代策で試合を振り出しに戻してみせた。たとえ前半の内容が低調でも、今のアーセナルには後半45分間で畳みかけるパワーが備わっている。

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