相手ねじ伏せる”最強フィジカル” 元マンU戦士が明かす厄介だった2チーム

元マンUのフレッチャー(左) photo/Getty Images

プレミアらしさがあった2チーム

マンチェスター・ユナイテッドではプレミアリーグ制覇を5度経験し、チャンピオンズリーグやクラブワールドカップも制した現ストーク・シティMFダレン・フレッチャー。マンU時代にはバランサーとして中盤で大いに活躍したフレッチャーには、過去プレミアリーグで対戦した中で強烈に記憶しているチームが2つあるという。

英『sky SPORTS』によると、フレッチャーが最も苦しめられた相手に挙げたのは2003-04シーズンのアーセナルと2004-05シーズンのチェルシーだ。いずれもリーグを制したチームで、アーセナルはアーセン・ヴェンゲルの下で無敗優勝を達成。チェルシーはジョゼ・モウリーニョの下で僅か15失点という驚異の守備力でリーグを制している。

フレッチャーは、「振り返るとアーセナルのインビンシブルズはファンタスティックだった。ジョゼ・モウリーニョのチェルシー第一次政権も非常にパワフルだった。彼らはフィジカルの部分でタフだった。この2チームは僕がプレミアで対戦したベストチームだよ」とコメントしている。
アーセナルも2000年代後半に入ると美しいパスサッカーを展開するチームとなったが、当時はソル・キャンベルやパトリック・ヴィエラなど驚異的なパワーを誇る選手たちがいた。モウリーニョが指揮したチェルシーもディディエ・ドログバをはじめ、フィジカル勝負で相手を支配できる強力なチームだった。当時のプレミアリーグらしい王者と言えるだろう。

現在ではマンチェスター・シティ、チェルシー、リヴァプールなどスマートな戦いを見せるチームが増えており、武闘派なチームが減ってきているのはプレミアファンにとって少し寂しいところかもしれない。

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