就任の噂が浮上したのは……
今季のリーガ・エスパニョーラ10試合消化時点で9位と、不振に喘いでいるレアル・マドリード。先月29日にフレン・ロペテギ監督の解任に踏み切り、Bチームを率いていたサンティアゴ・ソラーリ氏を暫定監督に据えた同クラブだが、アントニオ・コンテ氏やミカエル・ラウドルップ氏に就任オファーを拒絶されたことが複数のメディアで報じられるなど、新監督選びが難航している。
混迷を極めるなか、同じくレアル・マドリードへの赴任が噂され、現在ベルギー代表を率いているロベルト・マルティネス監督が、同国のテレビ局『VTM』のニュース番組に出演。インタビュアーより一連の噂について質問されると、「(レアルで)時間を無駄にするつもりはない」と返答した。
かねてよりターゲットに据えているFWエデン・アザール(現チェルシー)の獲得成功時に備え、ベルギー代表で同選手の指導にあたっているマルティネス監督の招聘を画策したレアル・マドリードだが、この目論みは早くも崩れた模様。同クラブにとって、今季は前途多難なものとなりそうだ。