メッシ以上にシュートが上手い!? 世界最高の座に近づくアザール驚異の数字

チェルシーのアザール photo/Getty Images

今季は得点を量産

チェルシーMFエデン・アザールが攻撃的なスタイルでプレイすれば、どのような結果が生まれるのか。今季序盤戦はそれを証明する場となっていると言えよう。マウリツィオ・サッリの下で攻撃的なサッカーを展開するチェルシーで、アザールは早くもリーグ戦7得点を記録している。

英『Daily Mail』はそんなアザールをバルセロナFWリオネル・メッシと比較しているのだが、現時点でメッシと同等かそれ以上の数字を記録しているのだ。まずリーグ戦の得点数はアザールが7、メッシが6だ。しかしプレイタイムはメッシが665分なのに対し、アザールは577分となっている。1試合平均の得点率で見るとメッシが110.83分で、アザールはそれを上回る82.43分に1点のペースでネットを揺らしている。

またシュート本数もアザールは23本、メッシは37本となっているため、アザールの方が少ないシュート数で多くの得点を記録していることになる。効率性ではアザールが上で、シュートの精度ではメッシをも上回る選手なのかもしれない。これまではチャンスメイカーとの印象が強かったが、得点にこだわればメッシやクリスティアーノ・ロナウドと同等の数字を目指すことも可能なのだろう。
アシスト数では今季アザールが3本、メッシは4本となっており、チャンスメイクの部分ではメッシが上をいく。チャンスメイクの数もアザールが1試合平均2.96回なのに対し、メッシは3.79回だ。ドリブル成功数もアザールが22回、メッシは31回だ。

チャンスメイクの数字も合わせればメッシの方が上とも言えるが、今季のアザールは本気でメッシやロナウドらと世界最高の座を争うことができる状態にある。サッリの下で今季は覚醒のシーズンとなりそうだ。

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