パリが誇る”MCN”の関係が変わる!? 点取り屋カバーニが忘れられている

PSGのカバーニ photo/Getty Images

ネイマールとムバッペの存在感が際立つ

パリ・サンジェルマンが誇る3トップは世界屈指の破壊力がある。ネイマール、キリアン・ムバッペ、エディンソン・カバーニの3枚を抑え込むのはどのチームでも難しいだろう。しかしスペイン『MARCA』は、中央に位置するカバーニの存在感が薄れてきているのではと危惧している。

これまでのPSGではカバーニが絶対的な点取り屋で、昨季もリーグ戦で28得点マークしている。ネイマールとムバッペはチャンスメイカーとしての役割も担っていたのだが、今季は彼らの得点力が際立っている。

ここまでカバーニが全てのコンペティションで6得点に留まっているのに対し、ムバッペは10得点、ネイマールは11得点も奪っている。ムバッペは先日のリヨン戦で僅か13分の間に4得点決めるなど、得点力が明らかに伸びている。ネイマールとムバッペの存在感が大きくなっているのは間違いない。
指揮官トーマス・トゥヘルも2人を重要視しているのか、5‐0で勝利したリヨン戦では前半32分にDFプレスネル・キンペンベが退場処分となった際にカバーニをティロ・ケーラーとの交代でベンチへ下げている。同メディアは、カバーニの重要度が低くなってきたのではないかと見ており、この現状をカバーニがどう思っているのか気になるところ。

PSGでの2シーズン目を迎えてますます王様になってきたネイマール、ロシアワールドカップでの大活躍もあってスター選手への階段を駆け上がっているムバッペ。この2人が中心となることで、カバーニがやや忘れられた存在となってきているのかもしれない。

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