シュクルテルもサコも去った ”最終ライン全入れ替え”でリヴァプールは優勝候補に

リヴァプールはプレミア制覇狙えるチームに photo/Getty Images

地道に続けてきた守備改革

ブレンダン・ロジャースの下でプレミア制覇に近づいた2013-14シーズン、リヴァプールの失点数は50に達していた。失点数をもう少し減らすことができれば、優勝できたはずなのだ。あれから約5年が経ち、リヴァプールの守備陣は顔ぶれがガラリと変わっている。

英『Daily Mail』が特集しているが、指揮官ユルゲン・クロップは徐々にチームの最終ラインに手を加えてきたのだ。センターバックではママドゥ・サコやマルティン・シュクルテルがチームを去り、フィルジル・ファン・ダイク、ジョエル・マティプらが加わった。さらに若いジョー・ゴメスも成長しており、今ようやくリヴァプールのセンターバックが安定してきた。

サイドバックの変化も大きい。右サイドバックではグレン・ジョンソンが去り、今は19歳のトレント・アレクサンダー・アーノルドが大ブレイク。怪我で苦しんできたが、ナサニエル・クラインも控えている。

左サイドバックは同メディアも長年リヴァプールのアキレス腱だったと認めるポジションで、ロジャースは当時若かったジョン・フラナガンを起用してきた。その後やってきたアルベルト・モレノは守備面の課題を指摘され、徐々に信頼を失った。

それ以降は中盤を本職とするジェイムズ・ミルナーにお願いする機会が多かったが、昨夏ハル・シティから獲得したアンドリュー・ロバートソンがハマった。今では欠かせない存在になっており、これでプレミアのライバルたちと戦える最終ラインが揃った。

そしてGKにはワールドクラスのアリソン・ベッカーが加入。このポジションも長年リヴァプールが悩み続けていたところだったが、ついに世界屈指の実力者を加えることに成功した。昨季の失点数は38だったが、もっと減らすことも可能なはずだ。

どうしてもサディオ・マネやモハメド・サラーら攻撃陣が注目されるが、クロップは時間をかけながら最終ラインにも手を加えてきたのだ。その改革は今季優勝という形で花開くか。

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