口は災いの元! フランス批判のクルトワ、感情任せの失言を謝罪

ベルギー代表をW杯3位へ導いたクルトワ photo/Getty Images

ベルギー代表の守護神を務めるティボー・クルトワが、一時の感情で口にしてしまった失言を謝罪した。

現地時間10日に行われたロシアW杯・準決勝で、フランス代表と相見えたベルギー代表。51分に先制点を許すと、守備的な戦術に切り替えた相手の堅守を崩すことができずに0-1で敗れ、3位決定戦へ回ることとなった。

試合後、インタビューに応じたクルトワは「相手が僕らより良かったとは思わない」や「フットボールの恥だ」などと話し、フランスの守備的サッカーを批判。これに対して、アントワーヌ・グリーズマンが「勝ち方なんて気にしていない。僕らはとにかく勝ちたいんだ」と受け流していた。
しかし、フランス『foot365』などによると、14日に行われたイングランド代表との3位決定戦で完封勝利に貢献し、ベルギー代表を史上初のW杯3位へ導いたGKクルトワは、試合後に喜びを述べる中でフランス戦後の自身のコメントについて言及。「フランス戦はちょっとショックだったんだ。僕の反応は少し行き過ぎたものだったよ。申し訳ないと思っている」と謝罪した上で「フランスは全力を出していた。グリーズマンが正しいよ。重要なことは勝つことだ」と述べたという。

口は災いの元。感情任せに発してしまった言葉で、これまで築き上げてきた信頼や評価が一気に崩れることもある。クルトワは26歳と若く、キャリアもまだ長い。今後は自身の発言に気をつけたいところだ。

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