代表デビューから12年でクロアチア史上最高の選手に 元チームメイトが振り返るモドリッチ「最初に見たのは……」

クロアチア代表のモドリッチ photo/Getty Images

まだ見ぬ景色へチームを導くか

クロアチア代表MFルカ・モドリッチは、今回のワールドカップで同国史上最高の選手との評価を確立したと言ってもいいかもしれない。もちろんズボ二ミール・ボバンなど過去に偉大なレジェンドはいたが、レアル・マドリードでチャンピオンズリーグのタイトルを複数獲得していることを見てもモドリッチのキャリアは際立っている。

英『BBC』では、かつてトッテナムでチームメイトだったMFジャーメイン・ジーナスが当時のモドリッチの衝撃についてこう振り返っている。

「最初に彼のプレイを見たのは2006年の欧州予選・イングランド戦だった。私はベンチからその試合を見ていたが、彼は素晴らしかった。彼は2008年にトッテナムへ加わって、近しい友達になった。その時彼はすでにクロアチアのリーダーで、今はチームのキャプテンだ。彼は今クロアチア史上最高の選手と見なされていて、国の期待を背負っている」
「モドリッチ、ラキティッチ、ペリシッチ、レビッチ、クロアチアの中盤は今大会最高のものと言える。そこにマンジュキッチ、ロヴレンなどチャンピオンズリーグ決勝を戦った経験を持つ選手が加われば、彼らが上手くやっている理由は分かるものだよ」

モドリッチが代表デビューしたのは2006年のことで、それから12年。チームメイトにも優秀な選手が揃ってきた。モドリッチは最高の世代とともにまだクロアチアが見たことのないワールドカップ決勝の景色を見せようとしている。

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