ユーヴェ、4季連続13度目の伊杯優勝も…… 指揮官が“絶対王者”としての苦悩を吐露

試合後、選手たちに胴上げをされるアッレグリ監督 photo/Getty Images

優勝は「決して当然のことではない」

9日にコッパ・イタリアの決勝が行われ、ユヴェントスとACミランがタイトルをかけて激突。後半に4点を奪う圧巻のゴールラッシュを披露したユヴェントスが、4-0でミランを撃破した。この結果、4シーズン連続13度目のコッパ・イタリア優勝を成し遂げている。

試合後、伊『Rai Sport』のインタビューに応じたユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は「我々はトロフィーを獲得した。選手たちは驚くような試合を披露してくれたし、勝利に値していたと思う。ミランも前半は素晴らしいプレイをしていたけどね」と喜びを語った。

一方で、無事4連覇を成し遂げたことに安堵したのか、指揮官は絶対王者としての苦悩も吐露。「対戦相手がいるので、サッカーする上で誰もが負けることはある。重要なのは新たなモチベーションを作ること。結果以外にも、シーズンを決める要素はたくさんあるからね。ユーヴェの勝利が決まっているわけではないのに、残念ながら周りの人々は我々の勝利が当然にように考えている。これは決して当然のことではないんだ。サッカーは予測不可能なんだよ」と述べている。
周りからのプレッシャーをはねのけ、見事4連覇を達成したユヴェントス。週末にはセリエA7連覇がかかったローマ戦を控えている。


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