“新たな可能性”を広げてくれた恩師ニコ・コバチとの別れ…… 長谷部誠は何を思う?

ニコ・コバチ監督(左)から指示を受ける長谷部(右)photo/Getty Images

プロのサッカー界の宿命

フランクフルトに所属する日本代表MF長谷部誠が、来季からバイエルン・ミュンヘンの指揮官に就任することが発表されたニコ・コヴァチ監督について口を開いた。

14日に行われたブンデスリーガ第30節で、レヴァークーゼンと対戦したフランクフルト。スタメンに名を連ねた長谷部はフル出場を果たすも、相手FWケビン・フォラントにハットトリックを決められ、1-4の敗戦を喫している。

試合後、インタビューに応じた長谷部は、まずレヴァークーゼン戦を「前半は非常にいいゲームができ、ハーフタイムも『とにかくこれを続けていこう』と話していた。後半は1-2にされてから、多少リスクを負って前に行ったので、その分、後ろがちょっと崩れてしまった。前半を考えれば、本当にもったいないゲーム。前半のゲームがあって、そして最後このように崩れてしまうというのは......。まだまだ自分たちも、精神的にもいろんな部分で脆いなという感覚があった」と振り返った。
そして、指揮官のバイエルン行きについて聞かれると「サッカー界ではとにかく目まぐるしく物事が変わっていくし、選手としてそれに対応できないと。今は多くを語るより、自分がここでできることをやっていきたい。監督はこれまで自分にいろいろなものを与えてくれたので、残りリーグ4試合とカップ戦を監督のためにやっていきたい」とコメント。

さらに「もちろん監督とできなくなるのは残念」と述べつつ「自分の新しい可能性を広げてくれた監督だと思う。ただ、本当にサッカーの世界はどんなことでも常に速く動くし、それはプロのサッカー界の宿命」とも話している。



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