デンベレの練習ボイコットによる強引な移籍にレンヌ元指揮官も苦言 「最後は10人でプレイしているようだった」

バルセロナへ移籍したデンベレ photo/Getty Images

レンヌ、ドルトムントでもボイコット

現在バルセロナでプレイするFWウスマン・デンベレは、20歳ながらフランス代表の一員として2018ロシアワールドカップを戦う可能性が高いスーパータレントだ。バルセロナがドルトムントからデンベレを引き抜く際に約1億ユーロ用意していることからも評価の高さがうかがえる。

しかし、デンベレは精神面でやや未熟なところがある。バルセロナへ移籍する際にもデンベレはドルトムントの練習を無断欠席する強硬策を取っているが、これは以前所属していたフランスのレンヌでも同じだった。レンヌからドルトムントへ移籍する際も同様の行為をしているのだ。

英『FourFourTwo』によると、当時レンヌでデンベレを指導した指揮官ロランド・クルビスも精神面には未熟なところがあると感じているようで、レンヌ時代には悪い思い出もあると振り返っている。
「彼はクオリティのある選手だが、一貫性はどうだろう?良いことを思い出したいが、悪いことも記憶している。デンベレは次の移籍のことを考え、最終戦で姿を消した。シーズンを通して我々は12人でプレイしているようだったが、最後は10人でプレイしているようだったよ」

デンベレはレンヌ、ドルトムントの両クラブと良い形で別れることができなかった。近年は移籍アピールへトレーニングを欠席する選手も出てきているものの、2クラブ連続というのは珍しいケースだ。若さゆえの行動なのかもしれないが、こうした未熟な部分は改善していく必要がありそうだ。


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