「1stレグでは外部からの影響があった」 PSGはレアルとのCL2ndレグで”最高の審判”を望む

判定に不満を示していたPSG photo/Getty Images

1stレグでは判定に不満

敗北を喫したあとでは何を言っても言い訳になってしまうが、2月にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでレアル・マドリードと対戦したパリ・サンジェルマンは試合後に審判の判定基準に不満を訴えていた。レアルにPKが与えられたことや、セルヒオ・ラモスのハンドが見逃されたことなど判定に問題があったと見ており、1-3で敗れたことに納得がいかなかったようだ。

問題は7日の2ndレグだ。PSGは昨季バルセロナに1-6で敗れた際にも判定基準に異議を唱えており、とにかく納得いく判定を下してほしいと訴え続けている。仏『L'Equipe』によると、PSGのアンテロ・エンリケSDは1stレグの黒星に判定が深く影響したとの考えを改めて示しており、2ndレグでは最高のレフェリングを求めている。

「1stレグでは選手間の戦いではなく、外部からの影響があった。言い訳にはしたくないが、みんながそう感じたんだ。パリ、フランスへのリスペクトが不足しているとね。これだけじゃない。昨季のバルセロナ戦も同じだった。我々を捌いたのはシーズン最大のゲームにおける経験がない44歳のレフェリーだ。このようなゲームでは最高のレフェリーが必要だし、優れたレベルの審判を求めているんだ」
1stレグではイタリア人審判のジャンルカ・ロッキが主審を務めたが、PSGを指揮するウナイ・エメリは2ndレグもロッキに同じ基準で笛を吹いてほしいといった皮肉を交えたコメントまで残しており、PSG側はかなりの不満を溜めている。PSGの本拠地パルク・デ・プランスで迎える2ndレグでは昨季のチャンピオンズリーグ決勝を捌いたドイツ人審判のフェリックス・ブリッヒが担当する予定となっているが、2ndレグでは判定が話題の中心にならないことを願いたい。


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