無所属の天才カッサーノが明かした“超ラッキーなだけ”な『三大過剰評価選手』

評価以前にそもそもの金額が高すぎる?

近年の移籍市場では、想像をはるか超えた金額で選手の取引が行われているが、本当にそれだけの価値はあるのだろうか。

かつてローマやレアル・マドリード、ACミラン、インテルなどを渡り歩き、多くのトッププレイヤーたちとともに戦ってきた元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ。悪童の異名を持つ彼だが、それとは裏腹にファンタジスタとして、天才的なプレイでファンを魅了してきたのも事実だ。だが、彼は現在無所属となっており、今夏の移籍市場で新天地を探している。

そんなカッサーノが伊『Gazzetta dello Sport』のインタビューに応じ、「リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドは、異なるスタイルを持つチャンピオンだ。(テニス界で言うのであれば)メッシはフェデラー。ロナウドはナダルかな」とコメントしている。
その上で「三大過剰評価選手は誰かって? ポグバとハメス・ロドリゲス、バロテッリだろうね。ポグバに1億2000万ユーロ(約146億円)の価値は本当にあると思うかい? 僕はないと思っているよ。 ロドリゲスが8000万ユーロ(約97億円)? ノーだ。もしその価値があるのなら、彼の年齢のころのイニエスタはいくらするんだよ。バロテッリに関しては、フランスでよくやっていると思うし、ベストを尽くせることを願っている。ただ、彼とポグバは人生において超ラッキーなだけ。代理人のライオラがよくやっていると思うよ。信じられないようななチャンスを選手に与えているからね」と明かした。

さらに「じゃあ、最強の選手3人は誰かって? メッシが世界一だろうね。その次はイニエスタかな。3番目はシャビと僕が並んでいるかな。僕にはまだ、表彰台に登るくらいの力はあるよ」と述べている。

過剰評価以前に、そもそもの移籍金額が高くなっているのも事実だ。今夏の移籍市場でもビッグオファーの噂がいくつもあり、実現する可能性は高いかもしれない。

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