クロップ、ペップはコンテを見習え!? 独自の哲学にこだわるやり方に「天才、改革と言うが……」

プレミアリーグに適応しているのはコンテか

プレミアリーグに適応しているのはコンテか

チェルシーを首位に導くコンテ photo/Getty Images

マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ、リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ、アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲルはプレミアリーグの中でも攻撃的なサッカーを好む指揮官だ。そのスタイルは非常に魅力的だが、ここまで確実に勝ち点を重ねて首位に立っているのは3バックを軸とした堅守のサッカーを展開しているアントニオ・コンテ率いるチェルシーだ。

チェルシーの戦い方は見る者を驚かせるようなものではないかもしれないが、非常に堅実だ。対戦相手や勝ち点差に応じて戦い方を変化させており、31日のリヴァプール戦では守備的なスタンスで臨んで勝ち点1を獲得している。英『Daily Mirror』によると、元イングランド代表選手で現在は解説を務めるスタン・コリーモア氏は、クロップやグアルディオラがこうしたコンテのやり方を見習うべきだと主張している。

同氏は「クロップはグアルディオラのように独自の哲学を持っている。グアルディオラがサイドバックを中盤に入れるようなものをね。それを人々は天才、改革だと言う。しかし、彼らは今季もっと広い心を持ち、イングランドのサッカーをリスペクトすべきだよ」とコメントし、独自のスタイルを貫くやり方に納得していない。

一方、序盤戦の躓きからチームを修正したコンテについては「コンテはリスペクトする必要があると気付き、システムの変更で修正した」と称賛している。コンテは優秀な指揮官だが、グアルディオラやクロップほどスタイルにこだわりはないように思える。プレミアリーグを戦い抜くうえでどのやり方がベストかをコンテは重視しているはずだ。

さらに英『sky SPORTS』によると、かつてリヴァプールでも活躍したウェールズ代表FWディーン・ソーンダース氏は今節ワトフォードに敗れたアーセナルについて「メンタリティを変える必要がある。アーセナルは相手を十分にリスペクトしているだろうか?時折私はそう思わない。彼らは前を向き、ただ自分たちのやり方にトライしている」と批判。ヴェンゲルも相手によって戦い方を変えるようなことはせず、いつも通りの戦いを貫くタイプの指揮官だ。

今のところ結果が出ているのは柔軟性のあるコンテのサッカーで、グアルディオラやクロップは苦戦している。魅力的なスタイルという点ではアーセナルやリヴァプールの方が上かもしれないが、プレミアリーグを制するにはコンテのようなやり方を見習うべきか。

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