サムライブルー、負けてくれ! ライバルの豪紙は「香川がいない。日本のスリップに期待」

日本VSイラクに注目

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8月には日本VSオーストラリアの直接対決も photo/Getty Images

2018ロシアワールドカップアジア最終予選グループBは大混戦となっている。先日オーストラリア代表とサウジアラビア代表の上位対決がおこなわれ、オーストラリアが3-2で勝利。これによって、現在オーストラリア、サウジアラビア、そして日本代表の3チームが勝ち点16で並ぶ結果となっている。日本は1試合消化が少ない状態だが、大混戦であることに変わりはなく、日本も油断できない状態だ。

その日本は13日にイラク代表と対戦することになっているのだが、その試合を前に豪『The Sydney Morning Herald』は「サッカールーズは日本がスリップしてくれることを期待している」と報じ、イラクとの一戦にオーストラリアとサウジアラビアの両国が注目していることを伝えている。

仮に日本が敗れるようなことがあれば、3チームが勝ち点16で並んだまま最後の2試合を迎えることになる。しかも日本の残り2試合は8月にホームでオーストラリア、最終戦はアウェイでのサウジアラビア戦とライバルとの直接対決になっている。両チームとしては今回イラク相手に日本が躓き、直接対決で叩くというシナリオを描いていることだろう。
同メディアは、「親善試合のシリア戦でドルトムントの香川真司が怪我をしたため、イラク戦には出ない。ハリルホジッチ監督はテヘランでタフな 時間を過ごすことになることが予想される」と伝えており、日本の10番不在がオーストラリアにチャンスを与えることになるかもしれないと見ている。実際イラクとの戦いは苦しいものになるはずで、楽に勝てるとは考えにくい。オーストラリアやサウジアラビアの想定するシナリオも十分に実現する可能性があるだろう。

日本は彼らとの戦いを有利に運ぶためにもイラク相手に絶対勝たなくてはならないが、勝ち点を19に伸ばした状態でオーストラリアと戦うことができるのか。ワールドカップ出場へイラク戦は重要なカギを握るものとなる。

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