ミラン指揮官、サムライを斬り捨てる「ホンダ? 出て行くのは自由だ」

チームに欠かせない選手は存在しないと語る

ミランの10番とはもっと惜しまれるべき存在ではなかろうか。

ミランに所属する日本代表MF本田圭佑は、アドリアーノ・ガッリアーニCEOに1月にクラブを離れたい旨を伝えたと言われている。今季開幕時はトップ下として先発の座を掴んでいた本田だが、ゴールもアシストも決められないままクラブはシステム変更に踏み切った。それに合わせてアレッシオ・チェルチが息を吹き返し、本田の出場機会はどんどん減っている。出場機会確保のために移籍を志願しても不思議はない。

このことについてシニシャ・ミハイロビッチ監督の対応は非常に冷たい。伊『トゥットスポルト』によると、 同監督はチームに不可欠な選手など存在しないとサムライを斬り捨てた。
「本田が移籍を志願している? プロジェクトに合っていないと感じている者がいるならば、出て行くのは自由だ。ここでは誰も必要不可欠な選手ではない。マラドーナやメッシがいるわけじゃないんだ。選手たちは試合に出られる準備を整え、練習に励んで指揮官を悩ませないといけない。もし出場時間を確保できていないのならば、それは自分自身を批判すべきだろう」

イタリアの10番といえばチームには絶対欠かせない攻撃をリードする存在だったが、今の本田はそんな存在ではない。7日のアタランタ戦ではジャコモ・ボナベントゥーラが出場停止のため、本田にスタメンのチャンスが回ってくると予想 されている。ここで攻撃をリードし、ミハイロビッチ監督に自身の価値をアピールするしかないだろう。

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