レヴァークーゼンが敵地でシティに完封勝利 指揮官「チーム全体がハイパフォーマンスを発揮した」

シティ戦後のレヴァークーゼンの選手達 photo/Getty Images

監督交代で完全に復調

25日(現地時間)、レヴァークーゼンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節でマンチェスター・シティと対戦し、2-0で勝利を収めた。

試合は序盤からホームのシティがボール支配率で上回って優位に試合を進めるが、レヴァークーゼンは自陣深くに守備ブロックを敷き、シュートチャンスを作らせない。

すると23分にカウンターの流れから最後はアレハンドロ・グリマルドがゴール前のこぼれ球を押し込んで先制点を奪うと、後半に入って54分にはパトリック・シックが左サイドからのクロスボールに頭で合わせて追加点。レヴァークーゼンが少ないチャンスを確実にものにして敵地でシティ相手に貴重な勝ち点3を獲得した。

下馬評を覆す驚きの完封勝利となり、試合後の記者会見でレヴァークーゼンのカスパー・ヒュルマンド監督は、「選手達には『君達のことを誇りに思う』と話した」と語り、さらに以下のように続けた。

「我々は勇敢であることを証明し、どのようなサッカーがしたいのかという自分達のフィロソフィーも示すことができた。チーム全体がハイパフォーマンスを発揮した。しかし、我々はもっと良くなる。このチームには大きなポテンシャルがあると思っている。今日の勝利は今後の成長にとって大きな糧になるはずだ。我々はもっと多くのことを成し遂げられる」(ドイツ紙『Bild』より)

レヴァークーゼンは、今シーズン開幕直後に成績不振を理由にエリック・テン・ハーグ前監督を解任してヒュルマンド監督を新指揮官として招聘して以降、ブンデスリーガでの順位も3位まで上昇してくるなど持ち直していた。そうした中でシティを撃破したことで、今後さらに勢いを増し、ドイツ国内でもヨーロッパでも注目のチームとなっていくかもしれない。

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