エルチェ戦ドロー決着で高まるレアル指揮官への批判 現地紙「下降線を止める方法を見つけられずにいる」

レアル・マドリードのシャビ・アロンソ監督 photo/Getty Images

公式戦3試合連続未勝利

23日(現地時間)、レアル・マドリードはラ・リーガ第11節エルチェ戦に臨み、2-2の引き分けに終わった。この結果、依然として首位には立っているものの、2位バルセロナとの勝ち点差は1ポイントにまで縮まってしまった。

前節終了時点で11位だったエルチェにアウェイゲームとは言え勝ち点3を逃したレアルは、気がつけば4日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でのリヴァプール戦(0-1)から公式戦3試合連続未勝利。常勝を義務付けられたチームは不振に陥っている。

期待通りの結果が出ていないことで、現地メディアの批判の矛先は指揮官のシャビ・アロンソ監督に向かっている。例えばスペイン紙『AS』は、「シャビのマドリードの低迷はさらに続く」と題した記事の中で指揮官について以下のように指摘している。

「彼はこの下降線を止める方法を見つけられずにいる。白い巨人を正しい道に導こうとした結果、チームにカオスな状態を作り出してしまった」

エルチェ戦でシャビ・アロンソ監督は、代表ウィーク中の疲労を考慮してヴィニシウス・ジュニオールやフェデリコ・バルベルデを先発メンバーから外していたが、この選手起用が裏目に出たというのが『AS』の見解のようだ。

レアルの次戦は、26日に予定されているCLリーグフェーズ第5節オリンピアコス戦。この試合で勝ち点3を取れなければリーグフェーズでのトップ8圏内から脱落する可能性があり、指揮官へのバッシングもさらにヒートアップするのは間違いないだろう。

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