運命のW杯欧州予選POへイタリア代表に必要な“2人”の戦力 イタリア代表OBが求める攻守の要となる選手「まずキエーザには完全に回復してもらう必要が」

リヴァプールでプレイするキエーザ photo/Getty Images

POではまず北アイルランドと対戦

20日に2026W杯欧州予選プレイオフの組み合わせ抽選会が行われ、現在2大会連続でW杯出場を逃しているイタリア代表は準決勝で北アイルランド代表と対戦することが決まった。

戦力的にはイタリアの方が上と言えるが、イタリアは前回大会の欧州予選プレイオフで格下の北マケドニアに0-1で敗れた苦い記憶がある。今回の北アイルランド戦も楽な戦いにはならないだろう。

当然ながら北アイルランド戦へベストメンバーを揃えたいところだが、元イタリア代表選手のフランチェスコ・グラツィアーニ氏は今月の代表戦で不在だったリヴァプールFWフェデリコ・キエーザ、アーセナルDFリッカルド・カラフィオーリが絶対に必要だと主張している。

「チームにはまだ優秀な選手もいるが、デル・ピエロやトッティのようなワールドクラスの才能は欠けている。まずキエーザには完全に回復してもらう必要がある。守備ではカラフィオーリが戻ってきてくれることを願っている。彼らは我々に必要な存在だ。ピオ・エスポジトはハリー・ケインのような選手になれる可能性があると思うし、フィジカル、テクニック、決断力が備わっている。トップレベルのストライカーになれる可能性があるよ」(『TuttoSport』より)。

イタリア代表監督ジェンナーロ・ガットゥーゾは今月の代表戦にもキエーザ、カラフィオーリを招集しようとしていたが、キエーザは所属するリヴァプールで出番が限られていることもあり、ベストな状態ではないことから辞退したとされる。

カラフィオーリは股関節を負傷してしまい、代表を離脱している。カラフィオーリはアーセナルで充実の時を過ごしているだけに、3月のプレイオフでは絶対に必要な戦力だ。

果たしてガットゥーゾはプレイオフへどんなメンバー構成を考えているのか。3大会連続の予選敗退は許されず、イタリアサッカー界のプライドを懸けた戦いだ。

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