EURO2024の王者が最有力
2026年の夏にアメリカ、カナダ、メキシコの共同開催で行われるW杯。すでに日本代表をはじめとする42か国が出場を決めており、今後のプレイオフで残りの6か国が決まることになる。
『talkSPORT』では現時点で出場が決まっている国の中から、どのチームが優勝するのか、1位から5位までを予想している。
現時点での最有力候補となったのは、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督率いるスペイン。欧州予選では無敗で本戦出場を決めている。前回のカタールW杯ではベスト16で姿を消しているが、その2年後に行われたEURO2024ではイングランドを破って優勝している。
ラミン・ヤマルやペドリをはじめとするバルセロナの選手が主軸となりつつ、各ポジションに実力者が揃っている。懸念はEURO2024優勝時のメンバーであるロドリのコンディションが上がっていないこと。所属のマンチェスター・シティでもコンスタントにプレイできておらず、マルティン・スビメンディが大舞台でどこまでその穴を埋められるかに注目が集まる。
2位はEUROでスペインに敗れたイングランド。ガレス・サウスゲート体制からトーマス・トゥヘル体制に移行しており、初の大型大会となる。欧州予選はこちらも無敗で本戦出場を決めており、予選では相手に1ゴールも許さない堅守を披露している。各ポジションで若手が育ってきており、エリオット・アンダーソンやニコ・オライリーらは本戦にも呼ばれることになるのだろうか。
そして3位はフランス。前回のカタールW杯準優勝国で、EUROはベスト4と安定して好成績を残している。エースであるキリアン・ムバッペは非常に好調で、2025年度のバロンドールであるウスマン・デンベレもいる。
指揮官であるディディエ・デシャン監督は今大会後の退任が発表されており、2012年からの長期政権に幕を閉じることになる。
4位はブラジル、5位はアルゼンチンと南米勢が名を連ねており、8位にはイタリアを破って本戦出場を決めたノルウェーがいる。
25-26シーズン終了後に行われる2026年W杯。開催時期は夏ということもあって、気温が問題視されている今大会だが、優勝するのはどのチームとなるのだろうか。