チェルシーで挫折しルートンで再起 現在はアストン・ヴィラでプレイするロス・バークリー。残りのサッカーキャリアでは一切酒を飲まないと宣言

アストン・ヴィラのバークリー photo/Getty Images

禁酒宣言

プレミアリーグのエヴァートンで頭角を現し、2013年にはイングランドのフル代表デビューを飾ったロス・バークリー。

その活躍が認められ、2018年の冬の移籍市場で同じくプレミアのチェルシーにステップアップ。背番号は現コベントリー指揮官のフランク・ランパード監督が現役時代に背負った8番を与えられた。

しかし、チェルシーではエヴァートン時代のような活躍はできず、21-22シーズンはわずか452分しかプレイすることができなかった。

その後は出場機会を求めてアストン・ヴィラにローン移籍し、2022年にフランスのニースへ完全移籍。2023年にルートンでプレミア復帰を果たし、昇格組の中心として活躍。リーグ戦では5ゴール5アシストと計10得点に関与している。

現在は再びヴィラへ移籍。昨季はシーズンを通して30試合に出場して4ゴール2アシストを記録した。

『The Athletic』では31歳とベテランとなったバークリーにスポットライトをあてており、そのインタビューの中では現在お酒を断っていることを明かした。

「夏以来、お酒は飲んでいない。残りのキャリアでもお酒は飲まないつもりだ。実はお酒のせいでもう二度と起きてほしくない状況が生まれてしまったんだ」

「父親になった今、責任が増えた。サッカー人生はあと4年から6年、7年くらい。この時間を最大限に生かしたいと思っている。お酒は人にとっては問題を引き起こす可能性がある。私はそれを強く認識している」

「お酒を飲まなければ何も問題はない。毎日頭をすっきりと保てるし、精神面にも影響はない。お酒を飲まないことで得られるメリットは多くあると思う」

ウナイ・エメリ監督率いる今季のヴィラでは思うように出場機会を得られていないバークリー。シーズンスタートから3か月が経過したが、プレイタイムは80分のみ。

今季のヴィラはELに出場しており、今後は過密日程から出番を得られれると予想できるが、禁酒の成果を示すことはできるのだろうか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.310 新生レアル徹底解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ