リヴァプールの守備を立て直せるのは遠藤航! グラフェンベルフも離脱でファンからも待望論「より自然な守備的MF」

遠藤を使うことで守備を改善できるか Photo/Getty Images

守備が崩壊するリヴァプール

プレミアリーグ第9節でブレントフォードに敗れ、リーグ4連敗を喫した昨季王者リヴァプール。開幕からしばらく首位を走っていたものの、リーグテーブルでは7位にまで後退してしまっている。

問題点の1つは守備だろう。9試合ですでに14失点を喫しており、トップハーフではマンチェスター・ユナイテッドと並んで最低の数字。ここまでクリーンシートは2つしかない。

リヴァプールのファンサイト『RUSH THE KOP』は、まずは守備を構築するべきだと論じている。そのなかで、両サイドバックのバランスを改善するとともに、中盤のピボットにより守備的な選手を置くべきだと主張した。指名されたのは、負傷から復帰した遠藤航だ。

「遠藤航を入れることで、グラフェンベルフが復帰して完全に回復するまで、最終ラインを守り、より自然なディープライイングミッドフィールダー(守備的MF)として役立つ可能性がある。この変更は、チームが抱えているトランジションの問題に影響する。昨季見られた流動的なプレイはまだ実現しておらず、中盤とサイドの守備のカバーが不足しているため、守備のトランジションはこのチームにとって非常に危険だ。そこに遠藤が入り込んで助けになる可能性がある」

「中盤に一定のコントロールをもたらすことができるショボスライやマクアリスターらと並んで、チームのもっとも顕著な問題を解決するのに役立つ守備構造をもたらすはずだ」

アルネ・スロット監督は遠藤をセンターバックとして見ているふしもあるが、遠藤をもう1列前に出すことで最終ラインをプロテクトできるのは間違いない。守備が崩壊し、アンカーのグラフェンベルフのコンディションが整わない今、遠藤にとっては存在価値をアピールするチャンスなのかもしれない。

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