モナコで復活したアンス・ファティ ただしバルセロナ首脳陣による評価は『構想外』のまま

モナコで活躍中のアンス・ファティ photo/Getty Images

今夏レンタル移籍を決断

リーグアンでは開幕から8試合を終えた時点で早くも2敗を喫するなど順調なスタートを切ったとは言えないモナコにあって、アンス・ファティだけは好調だ。ここまでリーグ戦4試合に出場して5ゴールを決めていて、得点を量産している。

神童と呼ばれながら相次ぐ怪我で期待通りのパフォーマンスを発揮することができず、今年夏に期限付き移籍でバルセロナを離れる決断をした男は、モナコで本来の輝きを取り戻しつつある。

もっとも、バルセロナの首脳陣は依然としてファティを構想外と見なしているようだ。スペイン紙『Sport』によれば、彼らはファティの来季以降の復帰を想定しておらず、期限付き移籍に関する契約の中で付与されている買い取りオプションをモナコが行使することを望んでいるという。

ファティのレンタル期間は今季終了までとなっていて、買い取りオプションを行使する場合には1100万ユーロ(約19億5000万円)の支払い義務がモナコに発生する。現状ではモナコが買い取りオプションを使ってファティを完全移籍で獲得する可能性が高く、同クラブはファティに対して4年契約のオファーを提示する用意があるとも『Sport』は伝えている。

現在のパフォーマンスをシーズン終盤まで継続して発揮することができれば状況が変化することも十分に考えられるが、現時点でファティがバルセロナに復帰する可能性は低いようだ。

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