セリエA初ゴール、U21代表でも得点 止まらない17歳FWカマルダ。エスポージトとともに寄せられる大きな期待

レッチェのカマルダ photo/Getty Images

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イタリアの未来のスター

ノルウェー代表との直接対決に敗れ、2026年のW杯に向けた欧州予選グループIでは2位となっているイタリア代表。それでも他のゲームでは全勝しており、プレイオフ進出は手堅いだろう。

そんなイタリア代表は10月の代表ウィークでイスラエル代表、エストニア代表と対戦。どちらの試合でも3ゴールを挙げ、連勝を飾った。

3-1での白星となったエストニア戦では20歳と若いFWフランチェスコ・ピーオ・エスポージトがダメ押しの3点目を挙げている。2005年生まれのホープで、今季はインテルで出場機会を増やしている。
『BBC』ではそんなエスポージトと並ぶ期待すべき選手として、彼よりも3歳年下のFWフランチェスコ・カマルダの名前を挙げた。
カマルダは2008年生まれのプレイヤーで、所属元はインテルのライバルであるミラン。今季はレッチェにローン移籍しており、9月に行われた第5節ボローニャ戦でセリエA初ゴールを記録。レッチェでの最年少記録も樹立した。

カマルダは17歳と若い選手だが、すでにイタリア代表のU21に選ばれており、10月の代表ウィークでは2試合に出場して3ゴールを挙げている。

2024年の欧州選手権で、イタリアのU17を優勝に導いたマッシミリアーノ・ファボ監督はカマルダを以下のように評している。

「彼のペナルティエリア内での存在感は驚異的だ。正しい場所を見つけ、ボールを扱う能力、そしてシュートの際の容赦のなさは同年代の選手では見たことがない」

カマルダはこの大会で4ゴール。3-0で勝利したポルトガルとのゲームでは2ゴールの大活躍で、優勝に大きく貢献している。

この活躍もあってカマルダはミランとのプロ契約を締結。レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティからの関心もあったが、カマルダはミランとの2028年の契約にサインしている。

前述したファボ監督は数年後にはトップクラスの選手になっているだろうと予想される中で、クラブ、そして代表で輝かしい成績を残しているカマルダ。インテルのエスポージトとともに今後のイタリアを牽引する存在となるのだろうか。

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