川崎F、大量5ゴールで清水に勝利も後半の失速に満足せず…… 長谷部監督「素直に喜べない。得点しているが、失点が多すぎる」

川崎Fの指揮官長谷部茂利監督 photo/Getty Images

続きを見る

0-4から追い上げられる展開に

川崎フロンターレの指揮官長谷部茂利監督は2025明治安田J1リーグ第34節清水戦の後、不安定な戦いぶりに苦言を呈した。

ルヴァンカップ準決勝の柏戦では1stレグを3-1で勝利していた川崎だったが、2ndレグは1-4で敗戦。2戦合計4-5の逆転を許す形になり、悔しい結果となった。

今節の清水戦はその直後の試合となったが、立ち上がりから積極的な入りを見せると、37分までに4点のリードを奪った。しかし、前半ATに失点を許し、後半開始直後にも失点。2点差まで詰め寄られると、試合は清水ペースに。最終的に5-3で川崎が勝利したが、60分にGK山口瑠伊がPKを止めてなければ、試合展開が大きく変わっていた可能性もある。
試合後の記者会見で長谷部監督は「入りから立て続けに得点を取ることができ、危ない場面はそんなになかった。非常にいいゲームを途中まではできたと思います」と、立ち上がりのパフォーマンスには満足している様子を見せた。

しかし続けて「前半の最後に失点をし、また後半の最初にも失点をし、ゲームの流れがどっちに転んでもおかしくなかった。勝敗は最初にたくさん点をとった我々が勝ちましたけど、内容、流れという意味では私自身は素直に喜べない。得点しているが、失点が多すぎる」と反省点を述べている。

リードしてからの試合運びを今後の大きな課題に挙げた川崎指揮官。今節は大量5ゴールを奪ったが、不安定な戦いぶりには満足していないようだ。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.310 新生レアル徹底解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:国内サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ