マンチェスター・ユナイテッドで不遇のザークツィー ローマへの期限付き移籍の可能性が浮上

マンチェスター・ユナイテッドのザークツィー photo/Getty Images

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イタリアに復帰か

マンチェスター・ユナイテッドのジョシュア・ザークツィーの去就は日増しに不透明なものになりつつある。ベンヤミン・シェシュコやマテウス・クーニャの加入によってチーム内での序列が低下し、今シーズンのプレミアリーグでの出場は3試合のみ、総出場時間も82分にとどまっている。

ユナイテッドで十分な出場機会を得られていないため、ザークツィーは10月のオランダ代表の招集メンバーからも外れた。こうした状況から、2029年6月末まで契約が残っているものの、ザークツィー本人は既に移籍を希望しているとイギリス紙『Daily Mail』は伝えている。

仮にザークツィーが移籍するとなれば、行き先はイタリアになる可能性が高い。アタランタでの活躍がきっかけでユナイテッドに加入したザークツィーに対してはコモをはじめとしたセリエAの複数のクラブが興味を示していて、さらにイタリア紙『Gazzetta dello Sport』によればローマも最近になって期限付き移籍でのザークツィーの獲得を真剣に検討し始めているという。
ローマがザークツィー獲得に動いている背景には、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の強い推しがあるようだ。アタランタ時代にザークツィーを指導したガスペリーニ監督は同選手の実力を高く評価していて、まだアタランタで指揮を執っていた今年1月にも同クラブによるザークツィーの買い戻しを希望していたとも『Gazzetta dello Sport』は伝えている。

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