最後のフランス代表招集から6年 メキシコ行きを経て再び代表へ戻ってきたベテランFW「不思議なことに初招集のような感覚がある」

RCランスでプレイするトヴァン photo/Getty Images

現在はRCランスでプレイ中

最後にフランス代表として戦った2019年夏のアンドラ戦から6年、ベテランFWが再びフランス代表に入ってきた。

今月の代表メンバーに入ったのは、32歳を迎えているFWフロリアン・トヴァンだ。

この代表復帰はちょっとしたサプライズだったと言えるだろう。トヴァンはマルセイユで長く活躍した選手だが、2021年にメキシコのティグレスへと移籍。欧州を離れた時点で、トヴァンのフランス代表キャリアには一区切りついたとの見方もあったはずだ。

しかしトヴァンは2023年にイタリアのウディネーゼへ移籍すると、今夏にはフランスのRCランスへ移籍。開幕よりランスの主力となり、ここまでリーグ戦で2ゴールを記録している。

その活躍から代表入りのチャンスを掴んだのだが、トヴァンは代表初招集の時と同じような感覚があると語っている。

「代表からは長く離れていたけど、現役選手である限り代表のことは常に頭の片隅にあるものだよ。今の目標?楽しむことだね。代表に復帰できたのは誇りだ。フランス代表に入るのは普通のことではないからね。僕にとって初の代表招集というわけではないけど、不思議なことに初招集のような感覚がある。いくつか困難な時期を経験してきたからかな」(『FFF公式より』)。

フランス代表はスター集団であり、2026W杯へ向けたメンバー争いは熾烈なものとなる。トヴァンがW杯メンバーに入れるかは分からないが、今回の招集が大きな一歩であることは確かだ。ランスで好パフォーマンスを続ければ、その可能性も出てくるだろう。



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