「アンダードッグとして今大会に臨む」 イングランド代表は2026年W杯では優勝候補ではないとトーマス・トゥヘル監督が語る

トーマス・トゥヘル監督 photo/Getty Images

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W杯での優勝は1966年までさかのぼる

先日、日本代表との親善試合の可能性が浮上したイングランド代表は2026年のW杯に向けた欧州予選を戦っている真っ最中で、今月15日にはアウェイでのラトビア戦が予定されている。

そんなイングランド代表だが、W杯では1966年以降、優勝することができていない。その後はベスト4が最高成績で、前回の2022年大会はベスト8で姿を消している。

「我々は何十年もW杯で優勝していないため、アンダードッグとして今大会に臨むことになる。対戦相手はこれまでに優勝した国ばかりで、チーム一丸とならなければ勝ち目はない」
「最終的に最高のチームになるには結束力と団結力のある選手を集めなければならない。なぜなら我々は最高の状態でW杯に臨む必要があるからだ」

ウェールズ代表との親善試合に臨む前日の記者会見に出席した代表指揮官であるトーマス・トゥヘル監督は改めてイングランド代表のの立場を明確にした(『BBC』より)。

「優勝候補の1人になれても、本命ではない。それが現実だ。ブラジル、アルゼンチン、スペイン、フランスがいる。彼らは最近優勝したばかりだ。チャンスがないという意味ではない。私たちはそれをよくわかっている」

近年のイングランド代表は優勝はせずとも国際大会で結果を残してきた。EUROでは2大会連続での準優勝だ。

そんなスリーライオンズを指揮したガレス・サウスゲート前監督が退任し、クラブチームでの実績十分なトゥヘル監督がやってきた。チェルシーではCLを制すなど、ビッグタイトルを獲得していた監督だが、イングランド代表でも同様に大きなタイトルをチームにもたらすことはできるのだろうか。

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