アーセナルからポルトへ DFキヴィオルが今夏の移籍を振り返る 「アルテタも移籍を望んでいなかった。だから自分が不要だと感じたことは一度もない」

ポルトでプレイするキヴィオル photo/Getty Images

新天地で躍動中

ポルトでプレイするDFヤクブ・キヴィオル(25)が今夏の移籍を振り返った。英『Evening Standard』が報じている。

2023年冬にアーセナルにやってきたキヴィオルはCBを本職とする選手だが、アーセナルにはガブリエウ・マガリャンイスとウィリアム・サリバという鉄壁コンビがいるため、出場時間は限られていた。それでも昨シーズンの後半にガブリエウが負傷した時は出場機会を掴み、穴を埋めるだけではなく、チームに欠かせない選手として素晴らしい働きを見せた。

そんなキヴィオルは安定した出場を望み、今夏アーセナルから買取義務が付くレンタル移籍にてポルトへ渡った。アーセナルが同選手を売却しようとしているという話もあったが、実際にはクラブは移籍に消極的で、キヴィオル自身がミケル・アルテタ監督を説得していたという。

「(アーセナルが売却しようとしているという)その情報には笑ってしまった。全く逆のことだったから。アーセナルは私をロンドンから離したくなかったし、長い間移籍に同意しなかった。私は選手として評価されていた。誰も私を手放したがらなかったんだ」

「アルテタも私のポルトガルへの移籍を望んでいなかった。だから、自分が不要だと感じたことは一度もない。移籍決断は完全に私自身のものだ。プレイしたかったが、ガブリエウとサリバが先発で、出場機会は少なかった」

「私自身が彼(アルテタ)を説得したんだ。彼に会いに行き、私の考えを全て説明した。彼は私の野心とプレイへの意欲を理解し、人としても選手としても私の振る舞いに感謝してくれた。彼は私の考えを受け入れ、スポーツディレクターと話した。その後は物事が素早く進んだよ」

アーセナルではなかなか出場機会に恵まれなかったキヴィオルだが、ポルトではここまで公式戦5試合に出場しており、すべてスタメンフル出場を飾っている。

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