伊藤達哉の4試合連続弾などで川崎Fが先勝 広島も中野の超ロング弾などで横浜FCに快勝 ルヴァン杯準決勝第1戦

ルヴァン杯準決勝ファーストレグが行われた photo/Getty Images

共にミドルシュートが生まれた試合

YBCルヴァンカップ・プライムラウンド準決勝、ファーストレグの2試合が8日に行われた。

2019年大会以来6年ぶりの決勝進出を目指す川崎フロンターレは、2020年以来5年ぶりの決勝進出を狙う柏レイソルと対戦。川崎Fは開始早々にDF三浦颯太が左足太もも裏を痛め交代するアクシデントに見舞われるも10分に先制する。MF脇坂泰斗、FWマルシーニョとボールが繋がり、MF山本悠樹がペナルティエリア左手前から右足を振り抜く。相手に当たるも、ふわりと浮かんだボールがGK小島亨介の頭上を越えてゴール右に吸い込まれた。山本のスーパーミドルで先制した川崎Fは23分、相手のクリアボールを拾ったDFファンウェルメスケルケン際が、ペナルティエリア手前から右足を振り抜き追加点。リードを2点に広げた。その後62分にMF小泉佳穂のゴールで柏に1点を返されるも、85分にMF伊藤達哉の公式戦4試合連続ゴールで3点目。試合は3−1でホームの川崎Fがファイナル進出に王手をかけた。

唯一3冠の可能性があるサンフレッチェ広島と、初のベスト4進出となった横浜FCの一戦。立ち上がりからホームの横浜FCが攻勢に出るも、徐々に広島が反撃。すると33分、DF塩谷司のロングボールに反応したMF中島洋太朗が胸トラップから反転で前を向き、左足を振り抜いてニアサイドを射抜いた。中島の技ありゴールでアウェイの広島が先制する。後半も拮抗した展開になる中、67分にMF中野就斗からのクロスをFW前田直輝がヘディングでゴールネットを揺らす。しかしこれはVARによる確認の結果、直前にファウルが確認されたためゴールは認められなかった。それでも84分、中野がハーフウェイライン付近からロングシュートを放ち追加点。試合は広島が2−0の勝利を収めた。

これにて川崎F、広島が2点差をつけて先勝。運命のセカンドレグは4日後の12日に行われ、勝者は11月1日の国立競技場で行われる決勝へ進出する。

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