調子の上がらないバルセロナMFダニ・オルモ 現地紙からは「無意味」と厳しい評価

バルセロナのダニ・オルモ photo/Getty Images

直近4試合でゴールもアシストも0

「僕にはリズムを取り戻すために出場時間が必要であり、それはとても重要なんだ」。9月21日(現地時間)に行われたラ・リーガ第5節ヘタフェ戦後、バルセロナのダニ・オルモはそうようにコメントし、自身のコンディションが万全ではないことを認めていた。

そのヘタフェ戦以降に行われた公式戦4試合全てでオルモは先発出場し、十分な出場時間を得たはずなのだが、その4試合ではゴールもアシストも記録していない。本来なら攻撃の牽引役を担うべきオルモが期待通りの活躍を見せていないことから、同選手に対する批判は日増しに高まっている。

例えば1-4で敗れた先週末のセビージャ戦の後、スペイン紙『AS』は「オルモの無意味ぶりが心配の種に」と題した記事を掲載し、「今の彼は、本来の状態に達するために非常に大きな困難を抱えている。その存在は見つけられないほど小さく、最近行われた数試合で彼は攻撃に全く関わっていない。ポジション的に言えば、攻撃で決定的な役割を果たすべき選手であるにも関わらずだ」と酷評。ハンジ・フリック監督は依然としてオルモを重要な選手の一人と位置付けているものの、そのパフォーマンスは本来のレベルから程遠いと指摘している。

シーズン開幕から好調だったバルセロナだが、ここへ来て1日のパリ・サンジェルマン戦(1-2)、そして5日のセビージャ戦(1-4)に敗れて公式戦2連敗中と調子を落としている。悪い流れを変えるには中心選手の奮起が欠かせず、その意味ではオルモの一刻も早い復調が望まれている。

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