今季ブライトンでの三笘のプレイには納得いかない? このままでは先発危なくなる時がくるかもしれない「DFにとって厄介な存在にはなっていない」

ブライトンでプレイする三笘 photo/Getty Images

ここまでリーグでは1ゴール1アシスト

ここまで開幕から6試合を戦い、2勝2分2敗の10位に位置しているブライトン。前節はチェルシー相手に勝利を収めたが、納得できるスタートダッシュとは言えないだろう。

その中で『The Athletic』が厳しい目を向けたのが左ウイングに入る日本代表FW三笘薫だ。今のブライトン攻撃陣において三笘は最大のスターと言えるが、今季ここまでの影響力は限定的だ。リーグ戦では1ゴール1アシストを記録しているが、サポーターはもっと得点に絡むプレイを求めているはず。

同メディアは今季の三笘について『スロースタート』と厳しい評価を下していて、今夏サンダーランドから獲得した19歳のMFトム・ワトソンにもポジションを奪うチャンスがあるのではと見ている。

「三笘に求められる高い基準から考えれば、今季は明らかにスロースタートだ。彼はこれまでのような効果的なプレイが出来ていない。この低迷が続けば、トム・ワトソンの存在を含め先発確約とはならなくなるかもしれない。今季の三笘は試合全体を通して、相手DFにとってそれほど厄介な存在にはなっていない。シーズン序盤から力強いプレイを見せるヤンクバ・ミンテの方が印象的だ」

「考慮すべき事情もいくつかある。三笘は足に違和感を抱えたまま前節チェルシー戦をこなしており、今月の日本代表メンバーからも外れている。また、今夏には左サイドバックのエストゥピニャンがミランへ去った。三笘とエストゥピニャンは良好な関係を築いてきただけに、代わりのカディオグルやデ・クーパーらと同等の信頼関係を築くには時間がかかるだろう。三笘の不振なスタートを過度に批判する必要もないが、ワトソンがヒュルツェラー監督の構想に入るべく着実に歩みを進めているのは確かだ」

ヒュルツェラーは三笘について「彼が我々にとってどれほど重要か、それは変わらない。彼が本来のフォームを取り戻すための解決策を一緒に見つけていくつもりだ」と語っていて、信頼度に変わりはない。しかしアタッカーとして得点に関与するプレイが求められるのも確かで、数字が上がらない場合は立場が危うくなるかもしれない。



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