ロイ・キーンの“痛烈批判”にショーが男気対応 「キーンに言われるまでもなく……」

マンUでプレイするルーク・ショー photo/Getty images

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愛の鞭か

マンチェスター・ユナイテッドのDFルーク・ショーが、元クラブ主将のロイ・キーン氏からの厳しい批判に対し、率直に「正しかった」と認めるという男気のある対応を見せた。マンチェスター・ダービーでの0-3の敗北後、キーン氏は『Sky Sports』で、フィル・フォーデンの先制点でのショーのポジショニングを厳しく非難し「ユナイテッドで何年もの間、何の罰も受けずに逃げおおせてきたと思う。いつも怪我ばかりで、決して万全の状態ではなかった」とまで語っていた。

これに対し、ショーは『Manchester Evening News』のインタビューで「人々には意見を持つ権利がある。時にはそれを受け入れるしかない。彼には多くの経験があるし、ユナイテッド史上最高の主将の一人だ。もちろん、傷ついた」と心境を明かした。しかし、同選手は「先週は自分のレベルではなかった。ロイ・キーンに言われるまでもなく、試合後に分かっていた」と自身のパフォーマンスが不十分だったことを認めている。

また、元ユナイテッドのポール・スコールズ氏も、ショーの怪我の多さを指摘し「彼は40歳のような体を持っている」と批判していた。ショーは、これまでの浮き沈みを認めつつ「一貫して高いレベルを維持する必要がある。それは自分でもわかっている」と語り、自身の今後の課題を認識している。
厳しい批判に対して言い訳を一切せず、真摯に向き合ったショーは、今節のチェルシー戦で勝利に大きく貢献した。ルベン・アモリム監督の解任危機が囁かれる中でも、堂々たるパフォーマンスを披露している。ユナイテッドOBからの声は常に厳しいが、反発するだけでなく、時に受け止めて成長につなげる姿勢こそ、今のクラブに必要なのかもしれない。

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