英紙がプレミアリーグの序盤4試合を振り返る 最高評価はリヴァプールでもアーセナルでもなく……

ボーンマスのイラオラ監督 photo/Getty Images

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主力を引き抜かれながらもこの強さ

25-26シーズンのプレミアリーグは第4節までが終了しており、1位はリヴァプール。ここまで全勝と完璧なスタートを切っており、第5節ではエヴァートンとのダービーを控えている。

『ESPN』では開幕からの1か月を区切りとし、第4節までで各チームがどのようなパフォーマンスを披露したのか、ランク付けしている。

20チーム中、トップとなる「A+」の評価を得たのは、現在4位のボーンマスだ。彼らはディーン・ハイセン、ミロシュ・ケルケズ、イリア・ザバルニーと主力を引き抜かれたにもかかわらず、ここまでの4試合では3勝1敗、勝ち点9を稼いでいる。
主力が抜けた穴はうまく補強でカバーしており、同メディアは昨季よりも強くなったかもしれないと大きな期待を寄せた。

次に高い評価となった「A」はマージーサイドの2クラブ、リヴァプールとエヴァートンだ。

リヴァプールはここまで全勝。しかし、試合終了ギリギリでの勝ち越しが多く、直近のバーンリー戦でも後半アディショナルタイムまでゴールを決めることができなかった。勝負強くはあるものの、圧倒的ではないことが評価を下げた要因か。

ただ、CLアトレティコ戦ではモハメド・サラーが以前のパフォーマンスを取り戻しており、彼の復活がリヴァプールの評価を高めることに繋がるのかもしれない。

エヴァートンは新戦力が躍動し、ここまでは2勝1分1敗、勝ち点7の6位だ。マンチェスター・シティからやってきたジャック・グリーリッシュ、チェルシーからやってきたキアナン・デューズバリー・ホールの2選手が素晴らしいパフォーマンスを披露している。

特にグリーリッシュはすでに4アシストと、アストン・ヴィラ時代を思い出させるようなチームの中心選手として攻撃をけん引している。

そして、4番目の評価となったのが、「A-」のアーセナル。失点はここまでわずか「1」と少なく、同メディアは第4節終了時点でのプレミアベストチームと絶賛している。

ただ評価はリヴァプールを下回る結果に。その理由について、リヴァプールに敗れたことが要因と主張している。まだシーズン序盤ではあるが、ここでの勝ち点3が優勝争いに大きく影響することになるのだろうか。

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