日本ボクシング“歴史的な夜”に 井上尚弥、中谷潤人、寺地拳四朗がサウジアラビアに集結し豪華共演

次戦が早くも決定した井上 photo/Getty Images

日本対世界がテーマ

スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が、2025年12月27日にサウジアラビアの首都リヤドで、同級1位アラン・ピカソと防衛戦を行うことが正式に発表された。サウジアラビア総合娯楽庁のトゥルキ・アル・シェイク長官が自身のSNSでこの大型興行を突然投稿し「日本の偉大なファイターたちが世界と対決する歴史的な夜」になると明かした。

このビッグイベントには、井上尚弥だけでなく、日本のトップボクサーたちが続々と参戦。バンタム級の王座を返上し、階級を上げたばかりの中谷潤人が、新階級での初戦を井上と同じリングで迎える。対戦相手はWBC世界同級8位セバスチャン・エルナンデスに決まった。

さらに7月に王座から陥落した元フライ級統一王者・寺地拳四朗も名前を連ねた。しかもスーパーフライ級に階級を上げて再起戦で、いきなりIBF同級王者ウィリバルド・ガルシアに挑戦し3階級制覇を目指す。

メインイベントを務める井上は、先日行われ、圧倒的な力の差を見せつけて勝利したムロジョン・アフマダリエフ戦後、試合を観にきていた中谷に対して「中谷くーん」と呼びかけ「あと1勝、12月、お互い頑張って来年、東京ドームで会いましょう」と語っていた。

互いにサウジアラビアの一戦を勝ち抜けば、次が直接対決となるのだろうか。その両者の動向にも注目したい。

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