モウリーニョのビッグマウスは健在 自身を解任したフェネルバフチェについて「私のレベルではなかった」

ベンフィカの監督に就任したモウリーニョ氏 photo/Getty Images

先月末に成績不振で解任

ベンフィカの新監督に就任したジョゼ・モウリーニョ氏が先月末まで指揮を執っていたフェネルバフチェについて「私のレベルではなかった」と発言し、話題となっている。

モウリーニョ氏は、成績不振を理由にローマの監督を解任されてから約半年後の昨年6月にフェネルバフチェの監督に就任。しかし、昨シーズンのトルコリーグでは優勝したガラタサライに11ポイントもの勝ち点差をつけられて2位に終わり、先月行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のプレイオフでもベンフィカに敗れて本大会出場を逃したため、成績不振を理由に就任から1年余りで解任されていた。

ポルトガルメディア『Abola』の取材に応じたモウリーニョ氏は、フェネルバフチェについて以下のように語っている。

「私のこれまでのキャリアは、成功に満ち溢れたものだった。私の世界の様々な国でビッグクラブを指揮してきた。しかし、時々間違った判断もしてきた。その失敗の一つは、フェネルバフチェに行ったことだ。あそこは私の求める文化的レベル、サッカーの競技レベルに達していなかった。私のレベルではなかった」

「ベンフィカの監督をやるということは、自分本来のレベルに戻ってきたということ。私のレベルとは、世界屈指のビッグクラブで指揮を執るということだ」

かつて自分自身を「スペシャルワン(特別な存在)」と言い放ったビッグマウスは今も健在のようだ。モウリーニョ氏のベンフィカでの初陣は、20日に予定されているAVS戦。欧州屈指の名門だけにすぐさま結果を出すことが要求される中、果たしてモウリーニョ氏はどのような手腕を見せてくれるのだろうか。

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