レッドブルを背負う男が大きな手応え 角田裕毅が進歩を主張「どのグランプリよりもマシンをコントロールできた」

レッドブルの角田 Photo/Getty Images

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新たな一歩

レッドブルに所属する角田裕毅が、F1オランダGPの予選でQ3進出を逃したものの、マシンに「大きなブレークスルー」があったと主張している。角田はレッドブルのドライバーとして8度目となるQ3進出失敗を喫し、12番手で予選を終えた。しかし、同チームのチームメイト、マックス・フェルスタッペンとのタイム差は0.5秒と、これまでのレースに比べて縮まっており、大きな進歩を見せている。『RacingNews365』が伝えた。

角田は予選結果に失望しつつも、マシンをこれまで以上にコントロールできていると手応えを感じているという。角田は同紙に対し「フィーリングはとても良かった。これまでのどのグランプリよりもマシンをコントロールできた」と語った。その一方で、「予選のラップタイムにはそれが反映されなかったのは非常に奇妙だ」と述べ、結果と感覚のギャップに戸惑いを示している。

角田は、マシンのフィーリングとラップタイムが一致しない原因について、データを確認すると語った。プラクティスではフェルスタッペンと遜色ないタイムを出しており、一部のコーナーでは彼を上回るラップを刻んでいたという。この一貫性のない結果は、彼にとって大きな課題となっている。
今回の予選結果は、角田がトップレベルで戦う上で必要な、さらなる高みへのステップを示唆している。結果は伴わなかったものの、彼がマシンのコントロールに自信を深めていることは、今後のレースで大きなアドバンテージとなるだろう。次戦以降、今回の感覚を結果に結びつけられるかに注目したい。

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