今のセリエAは“11クラブ”が欧州カップ戦出場権争いに絡んでくる? 強豪と中堅の実力差が縮まり、予想のつかないリーグに

昨季はナポリがスクデットを手にした photo/Getty Images

絶対的なチームは存在しない

イタリア・セリエAの2025-26シーズンも開幕。開幕節からミランがクレモネーゼに1-2で敗れるなど波乱もあったが、これが今のセリエAの魅力なのかもしれない。

伊『Gazzetta dello Sport』は、今のセリエAがかなり読みづらいコンペティションになっていると紹介している。やや寂しい話ではあるが、今のセリエAには絶対的な力を持つクラブが少ない。そのおかげで中堅クラブと強豪クラブの差が縮まり、優勝争いから欧州カップ戦出場権争いの行方が読みづらくなっているのだ。

ひとまずは昨季王者ナポリ、CLファイナリストのインテルを中心に展開されるだろうが、同メディアは合計11チームが欧州カップ戦争いに絡んでくると見ている。

ナポリ、インテルの他に同メディアが評価するのはユヴェントス、指揮官にジャン・ピエロ・ガスペリーニを迎えたローマ、マッシミリアーノ・アッレグリが戻ったミラン、ステファノ・ピオリが戻ったフィオレンティーナ、アタランタ、ボローニャ、ラツィオ、トリノ、そして積極補強が目立つFCコモの11クラブだ。

さすがにフィオレンティーナやボローニャ、トリノといったクラブが優勝争いに絡むのは難しいかもしれないが、トップ4争いに絡んでくる可能性は十分に考えられる。

今やセリエAはかなりバランスの取れたリーグとなっていて、予想のつかないワクワクするリーグになっていると言えるか。



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