将来を見据えた決断? 今夏サンダーランドに加入したMFジャカが移籍の動機を明かす 「将来、指導者としてのキャリアを積みたいと思っている」

今夏サンダーランドに加入したジャカ photo/Getty Images

プレミアリーグに帰ってきたジャカ

サンダーランドに所属するスイス代表MFグラニト・ジャカ(32)は今夏の移籍について振り返っている。

2023年夏にアーセナルを離れ、レヴァークーゼンへ移籍を果たしたジャカ。加入1年目からチームの主力として躍動し、23-24シーズンにはブンデスリーガを無敗で優勝。さらにDFBポカールも制し、国内2冠を達成した。

そんなジャカが今夏レヴァークーゼンを退団することは大きな話題となり、同選手はプレミア昇格組のサンダーランドを選んだ。その決断の裏には将来のキャリアを見据えたものがあったという。スイス『Blick』にて語った同選手のコメントを英『Daily Mail』が紹介している。

「サンダーランドでのこの経験は、私の将来に大きく役立つと信じている。私は指導者としてのキャリアを積みたいと思っている。だからこそ、苦しみや連帯感を経験することが大切なんだ。今後数ヶ月は多くの困難に直面することになるだろう。それがサッカーのもう一つの側面であり、それが私を形作っていくのだ」

「ここでは、彼らはスポーツのために生き、呼吸し、そして苦しんでいる。何が起こっても、この決断を後悔することは決してない。私はキャリアの中で多くのスタジアムでプレイしてきたが、正直言って、サンダーランドでの最初のホームゲームは、私がこれまで経験した中で最高の試合のひとつだった」

「ファンとクラブ全体の熱狂は凄まじいものだった。鳥肌が立つほど、本当に素晴らしい瞬間だった。あの雰囲気に魅了された。私にとって、それはキャリアの中でトップ 3 に入る瞬間の一つで、すべてが活気に満ちていた」

現役引退後に指導者への転身を示唆したジャカはサンダーランドでの経験が自分の将来に役立つと感じ、今回の移籍を決断したという。

今夏1億ポンドを超える大型補強を行い、プレミアリーグ残留を目指すサンダーランド。開幕戦はウェストハムに3-0で勝利と素晴らしいスタートを切った。キャプテンマークを巻くジャカはなかでも大きな期待を背負うが、サンダーランドをどのように引っ張っていくのか、注目だ。

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