PSGで忘れられたレナト・サンチェスはギリシャで再出発 “もっとも輝いていた頃”の恩師に再会

PSGでの出場は限られていた Photo/Getty Images

ベンフィカでサンチェスを指導したヴィトーリア監督

パリ・サンジェルマンで出場機会を失い、ローマやベンフィカへローン移籍していたレナト・サンチェス。EURO2016で名を揚げた同選手も28歳となったが、やはり今季もPSGにとどまることはできずローン移籍することになったようだ。行き先はギリシャのパナシナイコスだ。

公式発表はまだのようだが、ポルトガル『A Bola』は同選手がすでにギリシャへ渡っていることを明らかにしている。アテネ空港で報道陣の取材を受けており、サンチェスはギリシャへ来られた喜びを語った。

「ここに来られて嬉しいです。ここに来たのはたくさんの理由があります。パナシナイコスは素晴らしいクラブで、この地のクラブのなかでも最大のクラブの1つですが、私をここに連れてきてくれたのはパナシナイコスの監督です。彼は私にとって初めてのプロの監督だったので、ここに来られてとれも嬉しく思っています」

「連れてきてくれた監督」とは、かつてベンフィカでサンチェスを指導したルイ・ヴィトーリア監督のことだ。15-16シーズンにヴィトーリア監督のもと戦ったサンチェスはプリメイラ・リーガを制覇し、その活躍が目に止まって前述のEURO2016のメンバーにも選ばれている。

バイエルンで芽が出ず、その後は渡り鳥的なキャリアとなってしまっているサンチェス。プロキャリアのスタートを助けてくれた恩師のもとで再び輝くことができるだろうか。まだ老け込むような年齢ではない。

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