元ドイツ代表MFトーマス・ミュラーの新天地はバンクーバーに決定 盟友や古巣は相次いで祝福

クラブワールドカップでのトーマス・ミュラー photo/Getty Images

ドイツのレジェンド

昨シーズン限りでバイエルン・ミュンヘンを退団した元ドイツ代表MFトーマス・ミュラーは、アメリカのMLSに所属するバンクーバー・ホワイトキャップスで現役を続けることになった。6日(現地時間)、同選手がSNS『Instagram』の公式アカウント上で発表した。

10歳で下部組織に入団して以来、バイエルン一筋でキャリアを過ごしてきたミュラーだったが、昨シーズン終盤に契約を延長しないことが発表され、バイエルン退団が決まった。その後、クラブワールドカップが終わってから自身の今後について熟慮を重ねた結果、バンクーバーを新天地として選んだようだ。

ドイツ紙『Bild』によれば、今回ミュラーがバンクーバーと交わした契約の期間は2026年12月末までの約1年半、年俸は660万ユーロ(約11億3000万円)であるという。

ドイツサッカーを代表するレジェンドのMLS参戦が決まり、既に昨年からアメリカでプレイしているロサンゼルス・ギャラクシー所属の元ドイツ代表MFマルコ・ロイスは『Instagram』の公式アカウント上にビデオメッセージを投稿し、「やあ、トーマス。マルコだよ。ようこそMLSへ。君がここでの時間を楽しく過ごせることを願っているよ。何か必要なことがあったら連絡して」と旧友のミュラーに語りかけた。

また、ミュラーの古巣であるバイエルンもSNS『X』に「君の幸せを願っているよ、レジェンド!」と投稿し、ミュラーの新たな挑戦を祝福している。

バンクーバーは2011年からMLSに参戦していて、これまで優勝決定プレイオフには7回進出している。しかし、そのうち2015年の準々決勝進出が最高成績であり、まだ優勝の経験はない。

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